- 2020.06.22 Mon 08:45
久々に絵本の紹介です
今日はつくしんぼの吉田拓真先生です。
吉田拓真です。
私が紹介したい絵本は「おこる」です。
中川ひろたか・作
長谷川義史・絵
最初は男の子が1週間怒られ続けている様子が描かれており、怒られるのが嫌で男の子は怒られない誰も居ないところに行きますが、誰も居なく寂しいことに気づきます。 絵本の後半では、男の子自身が誰かに怒る様子が描かれています。 男の子は怒ったあとに、心がどんよりとしてなるべく怒らない人になりたいなと絵本は終わります。
絵本を読んで、怒る・怒られるを考えました。 怒られると気分は落ちると思いますし、怒ったとしても気持ちいいものでは無いと思います。
子どもたちに読み聞かせるときは、怒る子ども、怒られる子どもも気持ちがいいことは少ないことを伝えます。怒るのではなく、何か言いたいことがあるときは、強く言うのではなく優しく伝えてあげることを子どもたちに教えたいと思います。
🌸幼稚園では、園児が間違ったことや改めてほしいことをしたときに、「何をすればよかったのか」、(かわりに)「何ができるのか」を伝え、指導しています。 (例:廊下を走っている子に「走りましょう」と指導する。など)
また、子どもが怒っているときに、保育者がその気持ちを汲みながら、子ども自身が感じている気持ちをことばにあらわしたり、整理することを促します。 適切な行動を学び、また「怒る」といったような感情と向き合うことで、子どもの社会性がはぐくまれるのかもしれませんね。
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